最期の願い

こんにちは

福祉輸送事業部の藤田でございます。

今年も押し迫ってまいりました。

コロナ禍の2回目の年越しです。

昨年よりは感染者数も落ち着いている感じですが

油断は禁物・・・オミクロンさんが足音を忍ばせて背後から・・・

思わず振り向いてしまったあなた・・

感染する可能性は限りなく低い・・かもしれません(マスクと手洗いは継続してくださいね)

日常生活に戻りつつありますが

感染予防の意識だけは持ち続けてください。。

先日、静岡の熱川に行ってきました。

・・ちょちょっとまて・・人に気をつけろと言っておきながら

てめーは温泉かよ。

って声が聞こえてきそうですが、ハイ仕事で行きました。

もちろん温泉には浸かってません。。

熱川温泉病院というところに行ってきました。

この病院に入院中のお母様のお見舞いに娘さんをお連れしたんです。

ただこの娘さん・・余命一月ほどで最期にお母さんに会いたいという願いをかなえるための

旅だったんです。

埼玉に一般社団法人 願いのくるま (negai.org)という団体があります。

ここは今回みたいに余命がわずかな人の最期の願いをかなえる活動をしています。

私たちはそのお手伝いをさせていただいたわけです。。

お客様のご自宅から熱川温泉病院まで約160㎞・・所要時間4時間弱。。

余命わずかな方にはとても過酷な旅になります。

当該団体の活動には必ず専属の看護師が同行することになっているとのことですが

今回はスケジュールが合わなかったらしく

弊社専属の看護師を帯同させました。

娘さん・・大変お疲れのようでしたが

無事、お母様と再開することが出来ました。

30分にも満たないとても短い時間でしたが

お母様と過ごしたひと時はとても充実した幸せな時間だったと思います。

実は今回の旅はNHKの取材が入ってました。(マジです)

12月20日に放送済みですが、録画しておりますのでご覧になりたい方はご連絡ください。

とにかく何事もなく戻ってこられてホッとしました。

ご自宅に着いてから、3階のお部屋まで家族の方に手伝ってもらって

抱えて運びました。

娘さんがベットに横になったとき、弱弱しい笑顔でのありがとうの言葉がとても印象的でした。

娘さんも願いが叶ってほっとしたのか・・・

この旅の6日後にお亡くなりになりました。

人生最期の願い・・・叶ってよかったです。。

この仕事やっててよかった・・・って思う瞬間です。

あんまり儲からなくてやめたほうがいいのかな~

と思いながら(社長のプレッシャーに耐えながら・・)なんとか続けられるのはこんなことがあるからなんです。

2022年も頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。

投稿者プロフィール

藤田孝志
藤田孝志
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